ノーリフティングの取り組み
サンホームみかづきは、令和5年度よりノーリフティングケアに取り組んでおります。
目的として職員の腰痛、ご利用者の2次障害(廃用症候群)予防に繋がります。
ノーリフトケアとは、「持ち上げない、」「抱え上げない、」「引きずらない」ケアを廃止すると同時に、不良姿勢での介護など職員の身体に負担のかかる業務全てにおいて見直しを図るものです。
職員の誰もが安心して働ける環境作りこそ、ご利用者様が安心してケアを受けられる環境づくりに繋がると思います。
ノーリフティングケアを始めてから約1年。まだまだ至らない事もありますがノーリフティングケアを正しく理解し、出来る所から実践し、職員・ご利用者ともに安全、安心な環境で過ごせるよう努めていきたいと思います。
ノーリフティングケア Before & After
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改善前の状況
スライディングシートが台車の一番下にあり、取り出す際に不良姿勢となっていた - →
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改善後の状況
フックのついた籠を購入し、台車の持ち手部分にかけたことにより取り出しが簡単に! -
改善前の状況
床からの持ち上げで、不良姿勢となっていた - →
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改善後の状況
ラックを設置し、取り出しやすい位置に変更 -
改善前の状況
介助者の入るスペースが狭く介助がしにくい。また、緊急時などにすぐに対応ができない - →
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改善後の状況
テーブル配置を変更し、スペースを広くすることで職員・ご利用者様双方がスムーズに移動可能になった -
改善前の状況
打刻パソコンの位置が低く、腰を低くしないと、確認が出来ない状況でした。 - →
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改善後の状況
パソコンの下に台を置き、高さをあげることで、楽な姿勢で、打刻確認ができるようになりました。 -
改善前の状況
ベッドから車椅子、車椅子への移乗に抱えて介助を行っていた。利用者様に恐怖感あり。 - →
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改善後の状況
L字柵へ変更することによりご自身でゆっくりと移乗が出来るようになり、介助も支える程度となり、恐怖感がなくなった。